〜5〜
今日は、和のお父さんとお母さんに呼ばれて旦那さんと一緒に和の実家に行きました。
私が出産予定日まであと少しだからと言ってお祝いしてくれました。
どちらもお元気そうでよかった。
和のお母さんのお料理はおいしくてついつい食べ過ぎちゃった(笑)
私は和の仏壇の前でも手を合わせた後はいつものように昔話に花を咲かせました。
今日は赤ちゃんの話題もたんまり出ました。
和のご両親に始めてあったのは、和のお葬式の時だった。
ご両親はどちらも涙を流していたので、
私は挨拶をしようかどうか迷っていたら、
ご両親が私に気づいて、挨拶をしに来てくれた。
やさしい微笑を浮かべながら、
「あなたが美季ちゃん、ね。和、からいつも、聞いて、いたわ。」
とつっかえながらお母さんの方が言った。
私は、ご両親に会わないほうがよかったかも、と思った。
だって、ねぇ。
けど、次の言葉で私はその思いが間違ってるのかもって思った。
「今は、涙が出すぎて、和の事、お話でき、ない、だから、日を、改めて家に来てね。
あと、家に来て、私たちに、あなたと和が過ごしてた話を聞かせて。」って言ってくれた。
しかもご両親同時に。
私はこのときは、全然慰めの言葉だなぁ、って思えなかった。
なんでだろうねぇ?っと、また過去話。
はぁ。まぁ、乗りかかった船?って感じだから、続き書いちゃえ!
で、私は、連絡先を和のご両親に伝えた。
ちなみに私の両親はこのとき風邪をひいてお通夜・お葬式には出られなかった。
お葬式から一週間後、手紙が届いた。
それは、和の家の地図と手紙だった。
なんと、私の家から歩いて行ける距離だった。
うん、とっても驚いたよ。
ちなみに手紙には、
“拝啓美季様 いかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、私たちの家に来ませんか?
というより、来なさい!
ご両親ともお会いしたいし、お話も聞きたいですから。
そちらのご都合がよろしい日に来てください。
あ、来る前には電話をお願いいたします。
では、私たちは首を長くして待っております。敬具”
と書いてあった。
なんとも、まぁ。砕けたいいかた?
半分命令形?
うん、私も両親も、とても驚いたのをはっきりと覚えている。
よし、今日は此処までにしよ〜。
もう、日記じゃなくなってきたなぁ。
お話形式、ってか、もう自由に思い出したことかこぉ〜っと。
と思う今日でした。
予定日まで二十七日です。
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