当たり前は・・・


失ってはじめて気付く大切なモノ

大切なものってきっとそんなものなのだと思う

大切だから常にそばに在って、支えてくれている

もし、失わずに気付けたなら、忘れず心に留めておきたい

そうすれば失いそうになったら必死で守れるから

大切なもの

常にそばに在って、支えてくれて、

でもそこにあるのは当たり前じゃない

いつ失ってもおかしくなくって、

むしろ失う可能性が高い

そう、奇跡的に在るだけ

そんな大切なモノに気付きたい

失いたくないから



惜しい贈り物


空を見て、

山を見て、

季節を感じて、

人混みにもまれて、

人と関わって、

孤独になって、

自問自答をして・・・

そんな日常の中で、

この心にわきあがる思いがある

なんとも言葉にできない不思議な思いたち

泡のように浮かんでは、

何かを感じさせ、

でも言葉にする前にパチンとはじけてしまう

そして、もうその思いを考えることをしない

なんだか綺麗なもの、

何だか寂しいもの、

自分の中のこの世の摂理、

集団の中の孤独、

自分の存在、

知らない自分がいる、

心と体が分離している・・・

そんなことがふつふつと心からでていたことは覚えてる

でも、

それを言葉にする前に消えてしまう

自分の中の答えを見つけていたはずなのに、

いつの間にか遠い、

もう二度と手に入らないものになっている

永遠に手に入らないそんな思いたち

湧き上がっては消える、

気にならないのにたまに気になる、

無価値だと思っているのに消えたと気付くと無性に惜しくなる、

そんな思いたち



わがままな線


壊れた世界を少し望むことがある

全てを壊して、

全てが壊れて、

自分自身もその崩壊に身を浸し、

何も考えず朽ちてゆきたいと思う

苦しみや、

悲しみを感じたくないから

でも、

いつもその一線を踏み越えず、

留まるのは、

楽しいさや、

嬉しさまでも感じられない世界には居たくないと思うから

だから、壊れた世界を望むだけで、

現実にはしない

私の想像と現実の狭間



  ホーム